ジャカルタでの生活に少しずつ慣れてきた頃、車以外の移動手段を試してみたくなりMRT(地下鉄)に乗ってみました。
何となく海外の地下鉄って怖い、と思っている方も、この記事を最後まで読めば安心して、便利な地下鉄に乗ることができます!
ジャカルタのMRT(地下鉄)とは?
ジャカルタの地下鉄は南北の目抜通りを結んでおり、端から端までで所要時間は30分弱です。
途中には、日本人も多く集まるBlokMや、ショッピングモールの集まるスナヤンも、通ります。
ただし日本の都市のように複数の路線が張り巡らせられてはおらず今はこの1本だけなので(笑)、日常的に使うには近いところに住んでいるか、駅までの交通が必要ですね。
「ジャカルタ地下鉄路線図」
引用:ジャカルタMRT HP
このMRTは、なんと日本が計画、設計、建設、運営に至るまで包括的な支援のもと2019年に開業しました。今回乗ってみて、地下鉄の乗り方がほぼ日本式であることに驚きました。
社有車が貸与されるような地域の地下鉄なんて怖いのではないか。。と思っていたけど、実際乗ってみたらほぼ日本の地下鉄で、安心して乗れたよ。
実際にMRTに乗ってみた!
↓こちらは、Blok Me駅の改札です。とても綺麗で、平日の昼間に行ったので人も少なかったです!
チケットの買い方
駅で買えるチケットは大きく2種類あります。チケットは、紙ではなくICカードタイプです。
1つ目はMRT専用のカード。2つ目は他の公共交通機関(バス)、高速道路、ガソリンスタンドなどでも使えるカード(e-Money)です。
MRT専用カードには、「Ticket Single Trip(1回用)」と、「Ticket Multi Trip(繰返し使用可能)」があります。これらはMRTのチケット売り場で購入することができます。
e-Moneyも、運が良ければ(笑)MRTの改札外で購入することができます。MRTのチケット売り場とは違う機械です。
MandiriやBCAといった銀行が発行しています。
↓私がBlok M駅の改札外で買ったMandiriのe-Moneyです。
改札を通る
改札の通り方は、日本と同じでICカードをかざすタッチ&ゴー方式。
料金は初乗り3,000Rp〜14,000Rp(約30円〜約140円)とタクシーに乗るよりも圧倒的に安いです。
↓BlokMの改札内と駅のホームの写真です。清潔です。
電車に乗る
電車は約5〜10分くらいの間隔で来ています。定刻通りに運行されており、次の電車を長い時間待つ、ということもありませんでした。さすが日本式!
車内も綺麗で、若干海外の匂いがするくらいで快適でした。日本と違う点をしいてあげるなら、座席が固いことくらいでしょうか。(笑)
警備員の方が定期的に見回りをしており、女性1人でも安心して乗車できました。混雑時にはスリに注意した方がいいかもしれませんが、通勤ラッシュを避けた平日はその心配もありませんでした。
まとめ
- 渋滞の激しいジャカルタでは、地理的に使えそうだったらMRTの活用も!
- ほぼ日本と同じ形式なので、初めてでも簡単。
- 女性1人で乗りましたが、何の問題もなく恐怖心を抱くこともなく乗れました。