日本のスマホをインドネシアで使いたい!「IMEI登録」について

インドネシアに住んでスマホを使うには、IMEI登録が必要、と聞いたけれど実際どうすればいいのかな?

これからインドネシアに住む予定の方、現地で使うスマホについて決まっていますか?
日本のスマホに現地SIMを入れて使う場合には、「IMEI登録」が必要になります。

この記事では、インドネシアでのスマホ利用や、筆者の実際の経験に基づいたIMEI登録の手続きの流れを解説します!最後まで読めば、インドネシアで問題なくスマホが使えるようになります。

インドネシアでのスマホは現地調達?日本から持ち込み?

インドネシアで使うスマホは、現地調達がいいのか、日本から持ち込みがいいのかしら。

全然わからなかったよ。

現地調達のメリット/デメリット

メリット
「IMEI登録」が不要。現地で買ったものをそのまま使える。

デメリット
・到着後、現地でスマホ端末を調達する必要があり。
・日本の携帯と2台持ちになる。

出費
・現地調達をするスマホの端末代金。

日本から持ち込むメリット/デメリット

メリット
・日本で使用していた携帯をそのまま使うことができる。

デメリット
・日本に一時帰国した場合は、SIMの入替をする必要があり面倒。
「IMEI登録」を行う必要があり、端末代金に応じて課税あり。

出費
・「IMEI登録時」の納税額。

筆者(荷物少なめ女子目指し中)は、携帯2台持ちが嫌だったので日本から持ち込むことにしたよ。金銭的なメリット・デメリットは、どの端末を買うか&「IMEI登録」する端末が何か、で変わるから、人によって違うかも。

インドネシアにスマホを持ち込むには、IMEI登録が必要。

そもそもIMEI登録とは?

IMEI(International Mobile Equipment Identity)は、スマホなどのモバイル通信機器につけられた15桁の国際的な識別番号です。インドネシア語では「イメイ」と読みます。

インドネシア国外で購入した携帯端末を持ち込み、その端末をSIMカードを入れて90日以上利用する場合は、IMEI登録が必要になります。

なお、Wi-Fi接続のみで利用する場合や、90日以内の旅行の場合はIMEI登録は不要となります。

IMEI登録の流れ

(出国前)オンライン登録を実施

まずは渡航前に、インドネシアの関税局のウェブサイトにて事前に登録し、QRコードを取得します。

インドネシアに入国する際に必要な「電子税関申告書の事前申請」を行う際にもIMEI登録の画面が出てくるので、その際に登録してもOKです。

ウェブサイトの画面は以下の通りとなっているので、必要な項目を入力していきます。この必要項目の入力が終わると、QRコードが発行されます

【留意点】商品価格について

重要なのが「Harga Brang(Value of Goods):商品価格」となり、この金額をもとに課税金額が決定されます。正規価格ではなく、自分で購入した価格(中古ショップやメルカリで購入した場合はその値段)を入力します。

筆者は、1年前くらいに買ったiPhone14 Proを持ち込もうとしたけど、いくらか忘れてしまったよ。中古サイトで同じスペックのスマホを調べて値段を入力し、証憑として使えるように、携帯にスクショを保存しておいたよ。

(入国時)税関事務所で登録を実施

QRコード発行後は、インドネシア入国後60日以内に税関事務所にて登録を行います。

入国後24時間以内に、空港の税関事務所で登録を行うと、商品価格から500USDの免税がされます。空港以外では適用されませんので、必ず!空港で手続きを行いましょう。

スカルノ・ハッタ国際空港では、入国審査(イミグレーション)→荷物受取→税関手続のあと、最後にIMEI登録があります。制限エリア内にありますので、見逃さないように注意してください。

手続きに必要なもの
  • 事前登録時のQRコード
  • パスポート
  • 飛行機の搭乗券
  • スマホ本体
手続きの流れ
  • IMEI登録の列に並ぶ(混んでいる時は整理券が発行されることもあるらしい?)
  • 担当者の案内に従って、QRコード、パスポート、搭乗券を提示する。(私は質問されたので、併せてeVISAも提示しました。)
  • 課税があれば、支払を実施。

担当者は、インドネシア語以外に英語も話せるので手続きはスムーズでした。
端末購入価格についても特に質問もされず、中古サイトの画面コピーを提示することもありませんでした。(これは人によるようです)
支払いはクレジットカードで払えますが、AmericanExpressは使えないのでご注意を。

IMEI登録での課税額は?

本体端末12万円の申告に対して、Rp963.000,00(約9,630円)でした。
USDJPY:150円、IDRJPY:0.01円(2023年11月時点)と仮定して計算すると、免税額500USDを除いた金額に対して20%強の課税がされました。

関税額については、輸入関税(BM)、付加価値税(PPN)、所得税(PPH)がそれぞれ計算されるよ。

調べたら30-40%という記載もあり、なぜか思ったよりも安く済んだ印象でした。ふっしぎー。

まとめ:IMEI登録は簡単

  • スマホを現地調達するか、日本から持ち込むかは自分のライフスタイルにあった選択を!
  • 日本から持ち込む場合は「IMEI登録」をする必要がありますが(担当者によるのかもしれませんが)思ったよりも簡単でした。
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